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ADHD検査に行った私の話。

こんにちは!

今回は今まで行ってきたADHDの検査結果含め、受けた理由やテストの内容など様々なことをまとめていきます。

 

 

 

 

ADHDとは?

発達障害の一種です。外国語にすると長いので日本語で記載させていただきます。「注意欠如・多動症です。忘れやすかったり時間が守れなかったり、衝動的な行動が多かったり落ち着きがなかったり。

 

 

ただこれって、誰にでもあることなんですよね。お寝坊さんとか、忘れっぽい人とかなんとなく落ち着きがない人って割といません?あなたも当てはまったりしません?

 

ADHDはその気質が人より強いかどうか。そして何より重要なのが、それが日常生活や仕事場で自分にとって障害となるかどうかの話です。なので自分の努力不足だと思い、自信をなくしてしまう人も多いそうです。

 

 

 

検査を受けようと思った理由

早く結果をくれよ!という方々、スミマセン・・・。まず一番に伝えておきたいことなのでワンクッション置かせてください。もちろんここからは私個人の話になります。

 

検査を受けた理由心理検査結果抜粋)

仕事や人間関係で同じことを繰り返す。繰り返さないためにはどうすればいいか。自己理解をして、今後の方針を立てやすくするために、前向きに考えたい。

 

 

私は昔から人間関係で悩むことが多かったです。仕事上でもそれが原因でうまくいかないことが多々ありました。そして人からの目や評価を気にしすぎてしまいます。それはなぜか。自分の言動や振る舞いに自信がないからです。

 

昔からよく「変わった人」といわれてきました。時には「毒舌」といわれることもあり、突拍子もない発言をしてしまうこともあるみたいです。それを面白いと捉えてくださる方もいましたが、不快に思われ人間関係がうまくいかないことが多い印象でした。

 

 

 

アルバイト先でも新卒時代もたくさん悩み、ストレスで適応障害がしばしば見られました。自分の努力不足だと思い頑張ってはみるものの、うまくいかない。そんなことの繰り返し。

最近になり、SNSADHDの存在を知るようになりました。初めは自分が発達障害なわけがない、そう思うのはただの悲劇のヒロインだ甘えだのなんだの考えました。

 

 

しかし私は生きる上で困っているのです。障害者がなぜ障害者といわれるのか。何かしらその人に障害があるということではなく、生きていく上で障害になりうる何かが発生し、困っている人のことを指すと聞きました。

私はそれに該当すると思いました。そして新卒時代に適応障害から抑うつ状態になったきっかけ。これはなにかと考えると、自分に対する自信喪失です。

 

これでピースが揃いました。私はもしかしたらADHDかもしれない。そうであってもなくても、検査を受けることで自己理解が出来る。そして向き合うことができれば今後の働き方や生き方を考えていけると思いました。

 

 

 

検査結果

軽度ADHDでした。幼少期に症状は見られませんでしたが、大人になってから仕事や人間関係で症状が顕著に現れてきました。

 

 

以前から記憶力の悪さで困ることが多かったのですが、視覚的な記憶能力には優れているものの、聴覚的な記憶能力は人より劣っているようです。言ったことや聞いたことを覚えていないことが多いのですが、その場で言われたことを聞き直すことも非常に多いんですよね。しかも覚えられない。仕事のときにめちゃくちゃ困りました。ゆっくり教えてもらってメモをとってもメモを見る時間がないこともありましたし。

 

ただ、視覚的な記憶能力はいいみたいです。これに関してはあまり自覚がないのでなんともいえません。多分、困らないから気にならないんでしょう。

 

 

そして衝動性の部分でいうと、言動にその傾向が見られました。突拍子もないことをいってしまったり言いすぎてしまったり、自分の言いたいことを端的に述べられずコントロールできなくなったり。

例えば、人と話しているときに興味のあることを話すと酸欠になります。息をするのも忘れて話し続けてしまうんですね。これは仕事中もよくあり、アポのあとはだいたい酸欠でフラフラしていました。(危ない)

 

 

また昔から言動のせいで「変わった人」「毒舌」といわれることが多く自信を失ってしまったため、一目をよく気にするようになり被害妄想意識が強く働いたり、人からよく思われたり大切にされていてもそれを自覚しづらい傾向にあるようです。もうこれについては納得しかない。(実はこれに一番悩まされている)

 

 

 

しかし人より優れた部分もあるようです。

言語を扱うことが得意であるという傾向が見られました。たまに人から言語化するのが上手とお褒めいただくことがあるのですが、テスト結果でも褒められました。わーい。ブログでも活かしていきたいところですね・・・・!(感じる圧)

 

 

 

今後について

ADHDの人は専門分野に特化したお仕事が向いているらしいです。オリンピックのメダリストやセカオワのフカセさんもADHDだと公表しているそうで。

 

自分が興味を持った分野にのめり込むことのできる能力をもっている人が多く、そうした仕事が向いている。ただ事務作業や単純作業は苦手なので、そういったものは対策が必要とのこと。私でいうと絶望的に事務作業が苦手なので、そういった部分は薬で治療していくなど検討する必要がありそうです。

 

 

検査を考えている方へ

本当に本当に個人的な意見なので!!!(声を大にして言います)参考程度に聞いてもらえると嬉しいです。

 

 

 

私の場合は今後の働き方や生きていく上での方針を決める、前向きな理由で検査を受けました。人によってはADHDだとわかった上でショックを受けたりする方もいるかと思いますので、軽はずみに興味本位で受けないことをオススメします。検査はお金も時間もかかりますから、そのお金と時間を検査に有意義に活用できる方は是非検討してみてもいいと思います。

 

ただ身体障害者バリアフリー制度があるように、発達障害者にも対策があります。障害と向き合うための勇気や乗り越える努力は必要ですが、決して悲観するようなことではありません。人より劣っている部分があるかもしれないけれど、人より優れた部分を持っているのもこの障害の特徴です。

 

 

 

 

テスト内容(おまけ!)

今回私が受けたテストは3つ。

 

ロールシャッハ・テスト:イラストをみて何に見えるか回答していくテスト。性格検査。想像力や発想力、言語能力を測るテスト。

SCT:文章を完成させていくテスト。パーソナリティを測るテスト。

WAIS-Ⅲ:計14つの項目から行われる能力テスト。言語理解能力や記憶力、計算力など一般教養に近いテスト。

 

これにカウンセリングも合わせて、8時間程度かかりました。