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精神疾患や発達障がいが勘違いされやすいこと。

こんにちは!

 

 

 

突然なんですけど、目の前に見ず知らずの精神疾患者がいたら、あなたはその人が病気であることに気づけますか?

様子がおかしいとしても「どうしたのかな?」くらいでとどまりますよね。

 

 

 

 

では、身近に精神疾患 者になった人がいたら、気づいてあげられますか?

多分難しいでしょう。経験者なら心配して医者をすぐにすすめたり助けたりすることができるかもしれませんが、なかなか難しいところです。

 

 

精神疾患者同士でも、見ず知らずの相手が「精神疾患であること」は気づけないことが多いです。発達障害や不安障害、睡眠障害といった心や気質の障害も気づきにくいですよね。

 

 

 

でも、重要なのは発達障害 や病気であるか否かじゃないんです。

 

 

 

 

まわりくどくてすみませんが、例え話でまた問います。

 

もし身長が足りなくて高いところにあるものが取れないという人がいたら、あなたはどうしますか?

私なら、私がとるか椅子や脚立などを用意します。困っている人を助けます。

 

 

精神疾患者や発達障害者も一緒で、困っているのです。悩んでいるのです。

精神疾患者や発達障がいといってもひとえに「こういう人」とは言い切れないので難しいところですが、決して精神疾患だから困っている」「発達障がいだから困っている」とは言い切れないのです。

 

 

生きづらさを感じてお医者さんに診断されて、はじめて精神疾患の病名をつけられるのです。

 

精神疾患だから生きづらい”のではなく、”生きづらい”からうまれる病気なのです。精神疾患者で生きやすさを感じている人もいると思いますが、それは自分にあった環境や生き方を見つけてやっと出来上がったものなのだと思います。そうして病気を治していくのです。

障がいも同じです。例えばこれが身体障がいであれば、周りのできることってわかりやすかったりします。(そうじゃない場合もあると思います)

 

 

ただ発達障がいとなると、どうしたらいいかわかんないですよね。本人もどうしたらいいかわからないケースが多いのです。なぜなら発達障がいの特性は誰しも持っているもので、その特性が人より強く出ているだけなので、「自分の努力不足だ」とか「頑張ればやれる」と思ってしまうのです。自分のうまれもった特性(能力の限界)を把握していないので、なかなか適切な対処にすぐ結びつくケースが少ないです。

 

 

 

生きていく中で自分にとって大きな壁になるもの、それが障がいなのです。発達障がいの場合は自分自身の能力の低さにひどく落ち込んでしまうパターンも多いため、精神疾患 も併発しやすいです。

 

もちろん発達障害者は困りごとも多いです。しかしそれに対してどのようなアピールをするかによって、本人にとって生きやすい世界を築くことが可能です。

 

 

 

 

 

タイトルから少し離れてしまいましたが、発達障害者や精神疾患者は勘違いされやすいです。

なにを勘違いされやすいか?

 

 

障がいがあるから困っている。

精神疾患だから困っている。

 

 

 

 

違います!!!

 

生きづらいから困ってるんです。

それはみんな同じです。

 

 

 

 

勘違いされると、次のような心無いことを言われたりします。

 

 

精神疾患なのに元気そうだよね〜」

「病気治ってるんじゃない?」

「発達障がいとか、誰でもそういうとこあるから」 

「大袈裟だよね」 

 

 

上の言葉は私が言われてきた言葉でもあります。勘違いしている人はこういう言葉を軽々しく言えてしまいます。本人たちの生きづらさなんか知ったこっちゃありませんから。

 

言われ慣れたこともありますが、やはり自分の能力の限界であったり自分の立ち振る舞いの悪さを振り返り、自己嫌悪に陥ることも多いです。人間ですから、イラッともします。(笑)そういった言葉を真に受けて、さらに落ち込んでしまいうつ病になる、究極には自ら命を断つということもあり得るかもしれません。

 

 

ただ、もちろん傷つけるつもりがなくても「そう見えない」ということは多々あると思います。病気を克服するために頑張っている人はたくさんいますし、発達特有の得意分野を仕事にしたり、工夫して発達が目立たないように生きている人もいますから。

 

 

難しいです。精神疾患者は特に接し方が難しいと思います・・・心の問題ってとてもナイーブな点になってくるので。

 

精神疾患者の中には「精神疾患者だと知られたくない」と、隠す人も多いです。精神疾患 者に対する偏見の目はまだまだ大きいですし、実際精神疾患 者の中には害のある振る舞いをする人はいますから。精神疾患じゃないのに嘘をつく人もいるみたいです。 

  

 

 

 

私がこの記事を通して伝えたいこと。うまく文章にできるか少し不安ですが見てくださると幸いです。

 

 

 

精神疾患だから大変なんじゃない。

精神疾患だからどうしてほしいとかじゃない。

発達障がいだから気を遣ってほしいわけじゃない。

 

 

病気を診断されていてもそうでなくても、発達障がいがあってもなくても、困っている人はみんな同じなんです。困ったり、悩んだり、葛藤したり、たたかっているんです。自分や周りの環境と。

精神疾患だから、障がいだからといって一括りに優遇されたいわけじゃない。気を遣われたいわけでもない。病気や障がいを盾や槍にするつもりはないんです。

 

 

友達が悩んでいたら助けたり見守ってあげるように、そうやって普通に接してくれるだけで救われる人もたくさんいます。本人の心に介入したり直接的に助けてあげるという点では専門家ではないと難しいところもあります。ですが、周りの人たちができることは確実にあります。

 

 

私の周りにもたくさん困っている人がいます。私にもできることはあります。

 

 

精神疾患とは何か?発達障がいとは何か?

もし家族や身近な友人、パートナーが生きづらさを抱えていたら、少し調べておくだけでも変わるかもしれません。

 

少しでも多くの人が生きづらさをなくしていける社会になればいいなぁと思います。

 

 

 

 

 

あなたの毎日に少しでも希望がうまれますように。本日はこれにてサヨナラ〜!