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傷つけられたことを許す必要はない。

こんにちは!殺伐としたタイトルすぎて不穏!今日も不穏!!

 

 

 

誰もが生きていれば誰かしらに傷つけられる経験ってあると思うんですよね。些細な言葉であったり、裏切りだったりいろんな傷のつけられ方はありますよね。

 

今日私がここで言いたいのは自分を傷つけてきた相手を「必ず」許す必要があるのか?

ということです。

 

よく聞くじゃないですか。「大人になってここは許してやれよ」みたいなセリフ。あれ、私苦手なんですよね。時と場合によると思うんですけど、なんだか「許す=大人」みたいな感じがして・・・。許さない人は子供だ!みたいな風潮がどうも私には合わないみたいなんですよね。

どうしても許せないことってあってもおかしくないと思うんですよ。私にはあります。

それを「大人になれよ」といった一言で許す必要があるのか?と問いたいのです。

 

 

 

そもそも、なぜ許さなければならないのか?

 

 

人間には好きとか嫌いとか楽しいとか苦しいとかいろんな感情があると思うのですが、一番の拒否は「無関心」だと思っています。

「許す」ってことは、その事実を受け止めること。どこかで妥協点を見つけ、自分なりに相手のその行いを受け入れるということだと思います。

では、許さないということはどういうことでしょうか。その行いを否定し、悪とするということですよね。それに対して「許さない」という気持ちがあるうちは無関心にはなれません。傷つけられた事実をずっと根に持たなければならない。頭の片隅に置いておかなければいけない。

許すことよりも苦しいことかもしれません。

 

許すことのほうが楽だと思うのはなぜか。本当に許しきれているのであれば、その事実にはもう興味が向かないからです。先ほどいった「無関心」状態になります。気にする必要がないので、エネルギーをそこに使うことがありませんよね。許すまでの葛藤はあるかもしれませんが。

対して許さないことがどうして苦しいのか。単純に、自分にずっとつきまとうからです。そこに少しでもエネルギーを費やさなければならなくなるからです。

 

 

「大人になる」というのはただの比喩で、「過去に対する労力を他に向けたほうが建設的だ」という意味合いなのではないかと思います。

理にかなってると思います。自分が傷つけられても、それは過去のことですから。過去の出来事をいつまでも引きずって今の自分を苦しめる必要はありません。相手のことは許したほうが自分のためです。

 

 

 

 

 

な〜〜んて綺麗事いってられっか!?

 

 

 

相手を必ずしも許す必要性はないと私は思っています。

過去の自分が泣いているのに、それを見て見ぬフリするのはただの傍観者となんら変わりがないからです。

過去があっての今ですから。過去の自分にもしっかり向き合ってあげるべきだと思うんです。

決して過去の自分を否定する必要もありませんし、見て見ぬフリする必要もありません。過去の自分が何をいっているのかしっかり聞いてみる。そして今の自分と話し合ってみて、結論を出していけばいいと思うんです。

 

 

少しだけ私の話をさせてください。

ちょっと前の記事にかいたと思うんですけど、「ファッションメンヘラ」って言葉があるじゃないですか。私自身、言われたことがあるという内容もかいたかと思います。

実は私、いわれたのは少し前の話なんですが、未だに許せないんですよ。(笑)なんであんな意図的有害物質と同じにくくられなあかんねん!!!って思っちゃって。

ファッヘラ(と略させてもらいます)がその人にとってどのような言葉だったのかは聞きましたし、傷つけると思わなかったといわれました。しかし、そのときに言われたことは多分しばらく私の中で消えません。私はこの言葉に敏感に反応してしまうことでしょう。

いつか時間がもう少し経てば、相手方の言い分を聞き入れられるようになれば許せるようになると思いますが、今はまだ受け止められません。過去の自分がとても深く傷ついたことを今でも覚えていますし、今でも不愉快に思うからです。

 

 

タイトルで「許せねえやつのことは許さなくていい!」と強く主張しているかのように思われそうですが、私が1番に伝えたいのは「過去の自分と今の自分の声をしっかり聞いてあげてほしい」ということなのです。そして話し合って、結論を出してほしい。周りの声に惑わされないでほしい。

時間が経過して忘れられたり、自分がなんとなく許せるようになったりするときがくるかもしれません。こなければ、ずっと許せないままでいいと思うんです。

これは私の考えですが、自分の声に正直に生きてたいです。だから、素直に、自分の成すがままでいいと思います。

 

 

 

 

しかし、思い出したくもない出来事もありますよね。

今までいってきたことと矛盾してしまいますが、本当に思い出したくないくらい辛い出来事は思い出さずに、そっとフタをしておきましょう。

今の自分が受け止められない状態にあるからです。

無理に向き合おうとすると、自分が壊れてしまう可能性があります。

今の自分が「思い出したくない!」と強く拒否するなら、そのことはそっと触れないでおきましょう。これもさっきいったように、成すがままです。

 

 

 

事実と向き合うかどうかを決めるのは自分です。許すか許さないか、なかったことにするか、思い出さないようにするか。それを決めるのも自分です。その結果、自分の心がどんなサインを出すかを素直に受け止めていけばいいと思うんです。

 

 

 

自分と向き合うって結構難しいことです。辛いこともたくさんありますし、正直面倒くさいです。

それでも、他人に向ける負のエネルギーというより、自分と向き合うエネルギーをぜひ使っていきたいです。

そして少しでも自分が楽になれますように。心健やかでいられますように。そう思います。

 

 

 

あなたの毎日に少しでも希望がうまれますように。本日はこれにてサヨナラ〜!